驚嘆24時間密着レポート その4

このページでは試食した三吉の弁当を順次紹介します。

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「カツ丼」(550円)

日本で知らない人はいないといわれるくらいにその地位を確保したカツ丼である。値段も親子丼や唐揚げ丼よりも50円高く、これを食べている人にはある種のステータスシンボル的な効果もある。それはさておき、「三吉」のカツ丼は、親子丼などと同じく、卵、たまねぎが一緒に入っており、醤油ベースのタレで味付けされている。カツ自体はそれほど大きいとはいえないが、とんかつのこってりした感じ・なるとやたまねぎの甘みがご飯とよくあう一品だ。個人的には蕎麦屋で食べるカツ丼もなかなか捨てがたいが、価格を考えれば三吉も健闘していると言えよう。


「八宝菜弁当」(600円)

具材は、白菜、豚肉、もやし、しいたけ、たけのこ、玉ねぎ、人参が使われている。味は薄めで、人によっては塩味が足りないと感じることがあるかもしれない。具材の炒め具合はよい感じである。野菜盛りだくさんの健康食と言えるだろう。(注:三吉の中では。)きくらげかと思いきや焦げた白菜だったりすることもしばしば。とろみがゆるめなのは個人の好き嫌いが分かれるところである。醤油を少し足すとちょうどいい塩梅だった。とろみ強めというオーダーが可能ならぜひやってみたい。とろみが強すぎてゼリー状の八宝菜になる危険性もないわけではない。


「唐揚げしぐれのり弁セット」(550円)

名前のとおり、大根おろしをかけた唐揚げと、のり弁のセットである。わかりやすくいえば、冷しゃぶ弁当の豚肉が唐揚げになったものだ。唐揚げは唐揚げ弁当の唐揚げでなく、唐揚げ丼の唐揚げが使用されている。唐揚げ丼の唐揚げは、唐揚げ弁当の唐揚げとは違い、皮付きの鳥肉が衣とともに揚げられている。(ややこしいなあ)たまにこの弁当がオススメ弁当として提供されることがある。既存の弁当をオススメにしたからといって、「ネタ切れか!?」とつっこんではいけません。


「酢豚弁当」(600円)

ご存知、中華料理では定番料理の一つとしてその地位を確保した酢豚。豚肉、たまねぎ、ニンジン、たけのこなどを醤油・酢で味付けしたものである。この酢豚弁当は、肉がおいしかったが、たまねぎが微妙に辛く、歯ごたえがあった。酢豚って他のところで食べたことがないのでよくわからないのであるが・・・。酢のさっぱりした味が食欲を増進しそう。ところで話は変わるが、酢といえば「油そば」を思い出す。今日ではいろんな店でいろんな油そばが出されているが、「三吉」ではできないだろうか。

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